バッテリーの充電について、ジーナが昔から気になっていた説があります。
- 電池が十分に残っているうちに小まめな充電しちゃうと、バッテリーの劣化を早めるよ(*’ω’*)!
みなさん、聞いたことありませんか(*’ω’*)?
でも、車やバイクの鉛バッテリーは、使うたびに小まめに充電する「継ぎ足し充電」を推奨しているんですよね。
ジーナのスマホもほとんどの時間、電源コードにつなぎっぱなしですが、大丈夫なんでしょうか…(*’ω’*)!?
実は、バッテリーの継ぎ足し充電は、蓄電池の種類によって、やっていい・悪いが変わるんです。
大きく分けると次の3パターンに分かれます。
【電池によって異なる 継ぎ足し充電の可否】
- 継ぎ足し充電NG:ニッケル水素電池・ニカド(ニッケルカドミウム)電池
- 継ぎ足し充電OK:リチウム電池
- 継ぎ足し充電推奨:鉛電池
ちなみに、近年の電池は、ニカド電池以外、継ぎ足し充電に神経質にならなくてもそれほど問題にならないです。
そして、3つの蓄電池には、劣化を早める方法と同じように、長持ちさせる方法も、気を付けたほうがよいこともあります(*’ω’*)。
それらをまとめましたので、もし興味ある方はゆっくりご覧ください。
ちなみに、最近のスマホやPCで最も使われているのは、リチウム電池です。
- リチウム電池は、充電しながらの利用を避けるのが、電池の持ちをよくする方法のひとつです(*’ω’*)!
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継ぎ足し充電で劣化が早まるニカド&ニッケル水素
あまり使っていない電池に追加で充電することを、俗に「継ぎ足し充電」と言います。
電池にはいくつかの種類がありますが、継ぎ足し充電がよくないとされるのは、ニッケル電池です。
ちなみに、ニッケル電池には、2つの種類があって、「ニッケル水素電池」と、「ニカド(ニッケルカドミウム)電池」に分けられます。
▼ニッケルとゲルググってなんか似てませんか(*’ω’*)!
ニカド電池は、ニッケルカドミウム電池の略です。
複数の電池をパッキングしたような物体コードが出ている電池は、たいていがニカド電池です。
※対して、薄くて平べったいプラスチックのやつは、たいていがリチウム電池ですね(*’ω’*)!
【特徴】
- 原料には有害なカドミウムを使用しています。廃棄などは注意が必要です。
- 繰り返し充電が可能(約500回)で、頻繁に電池交換が必要な機器用の電池として利用すると、とても安価で経済的です。
- 瞬間的に大容量の電力が取り出せます。
【利用される機器】
- 電動歯ブラシ・シェーバー・電動工具やラジコンなど、大きな電力が必要なモーター駆動系のガジェットに利用されることが多いです。
▼本当に早いですよね…ラジコン(*’ω’*)!
ニカド電池の有害性がクローズアップされるようになってから、ニッケル水素電池のシェアが大きくなった印象があります。
ニッケル水素電池で有名なのは、何といってもエネループですね。
【特徴】
- ニカド電池と比べて、約2倍の電力を蓄えられます。
- 繰り返し充電が可能(約500回)で、頻繁に電池交換が必要な機器用の電池として利用すると、とても安価で経済的です。
【利用される機器】
- シェーバー・オーディオ機器・レコーダーなど、一般的な家電に使われることが多いです。
- ハイブリット自動車など、大容量の電力を蓄電するための、コストパフォーマンスのよい電池として、好んで利用されています。
▼ドローンもリチウム電池が一般化してきましたね(*’ω’*)!
ニッケル系の電池は、いずれも継ぎ足し充電は良くないといわれていますが、継ぎ足し充電自体が、バッテリー劣化を促進させるわけではありません。
メモリー効果という奇妙な現象が、継ぎ足し充電によって引き起こされるため、継ぎ足し充電を避けるよう、言われています(*’ω’*)。
- 継ぎ足し充電は、電池の劣化を促進させるのではなく、メモリー効果を引き起こす要因です。
使いづらい電池に変える メモリー効果とは
メモリー効果とは、電池容量が十分にあるのにも関わらず、少しの利用でも電圧が下がってしまう現象です。
【例】
- 残量70%で継ぎ足し充電すると、次回利用する時には30%程度利用したところで、電圧が急激に下がります。
- 残量30%で継ぎ足し充電すると、次回利用する時には70%程度利用したところで、電圧が急激に下がります。
【メモリー効果とは】
- 電池を使いきらないうちに充電することで、補充電した容量を電池が記憶(メモリー)してしまい、補充電分までしか充分な電圧を維持できなくなること
はた迷惑であり、面白くもあるのが、メモリーした容量の使用量を過ぎると維持できなくなるのが、電圧というところです(*’ω’*)。
多くの機器は、一定水準の電圧が動作条件になっています。
電池に電気は入っていても、機器を動かすだけの圧力(電圧)が不足している場合には、機器はピクリとも動きません(*’ω’*)!
しかもこのメモリー効果は、1~2回の継ぎ足し充電では発生しません。
数回繰り返すことでメモリーされますから、数回使ってメモリー効果発動されると、「あれっ、数回しか使ってないのに短い時間しか使えなくなった=電池の劣化が早い」と言われてしまうんです(*’ω’*)!
でも安心してください。
ニッケル水素電池&ニカド電池のリフレッシュ方法
メモリー効果は、充分な放電後に、満充電を行うことで、簡単にリフレッシュできます。
大した電圧を必要としない、豆電球に接続して、ぎりぎりまで放電させる方法もありますが、かすかすになるほど放電(過放電)させると、電池は著しく劣化しますので、おすすめしません。
ニッケル系電池を適切に放電させるための機械がありますから、そちらを使ってください(*’ω’*)!
▼過放電をさせないストッパー機能、バッテリーに大敵の温度によって電圧をコントロールする機能など、電池を優しく放電させる機能を備えたディスチャージャーを使うのがおすすめです(*’ω’*)!
- メモリー効果のリフレッシュには、専用のディスチャージャーを使う。
ニッケル水素電池&ニカド電池を万全に充電する方法
ニッケル系電池は、短スパンで改良が重ねられてきました。
結果、昔に比べるとメモリー効果が発現しにくく、また体感もしにくくなっています。
特に、ニッケル水素電池は、ニカド電池に比べて電圧の低下幅が低いため、メモリー効果が発生しても、使用感に影響しないことがほとんどです。
電池にとっては、過放電の方がよっぽど深刻なダメージになりますから、小まめに継ぎ足し充電する方が、むしろ安全です(*’ω’*)。
とはいえ、ニカド電池を使っている方や、万全の状態で充電したいという人もいるでしょう。
【安全・確実にフル充電したいひとにおすすめな充電方法】
まずリフレッシュ(安全な放電)を行い、その後、自動で充電をしてくれる機能を持った充電器を使うのがおすすめです。
▼色んなメーカーがいろんなタイプを出しています(*’ω’*)!
▼エネループからも販売されています。
- ニッケル水素電池は、メモリー効果はあまり気にしなくてよい。
- ニカド電池やニッケル水素電池をメモリー効果なしの万全充電をするなら、リフレッシュ機能付き充電器で充電を行う。
リフレッシュ機能付き充電器は、充電完了までに時間がかかります(*’ω’*)!
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継ぎ足し充電問題なしのリチウム電池で注意したい充電方法
スマホやパソコンなど、身の回りの家電に採用されている電池は、リチウム電池が主流となっています。
なお、リチウム電池はメモリー効果がほとんど発生しないため、継ぎ足し充電も問題ないといわれていますから、気が付いた時に気軽に充電できます(*’ω’*)!
【特徴】
- 3.7Vもの高い電圧を放電できます。
- 重量が軽いです。
- メモリー効果がほとんどありません。
- 自己放電による容量低下が少ないです。
- 過放電や発熱・発火の危険性があるため、様々な安全回路が盛り込まれています。
【利用される機器】
- 電動工具
- スマホ
- パソコン
高い電圧と安定した動作、ニッケル系電池の弱点を克服した新世代電池ということで、様々なシーンで活用されます。
リチウム電池の継ぎ足し充電で劣化が早まるケース
一見万能な性能に見えるリチウム電池ですが、リチウム電池でも「継ぎ足し充電で劣化が早まる(*’ω’*)!」という声を聞くことがあります。
リチウム電池の仕様上、以下の事実は変わりません(*’ω’*)!
- リチウム電池は、継ぎ足し充電自体でメモリー効果はほぼ発生しません。
ということは、メモリー効果ではなく、本気で劣化してしまう可能性ですが、そんなことはあるのでしょうか(*’ω’*)?
実は、継ぎ足し充電自体が電池を劣化させることはないのですが、充電のさせ方によっては、電池にダメージを与えることがあります。
▼こんなケースがリチウム電池の劣化を促進する
【リチウム電池にダメージを与える充電方法】
- 充電しながらゲーム
- 充電しながらweb
- 社外品充電器を使っての充電
- 急速充電
- 高音になり易い・排熱しにくい場所での充電
実は、リチウム電池の劣化を促進させる最大の要因は、熱です。
充電回数や継ぎ足し充電が、劣化を促進させるわけではありません(*’ω’*)!
リチウム電池 理想的な継ぎ足し充電の方法
リチウム電池は、充電方法に気を付けることで、電池の劣化を大幅に抑えることができます。
▼リチウム電池の理想的な充電方法(*’ω’*)!
- 可能な限り発熱を抑えながら充電を行う。
バッテリーへの充電には、どうしても多少の熱が伴います。
ただし、次のポイントを押さえることで、バッテリーへのダメージを少なくすることができます。
- 純正の充電器を使う:純正の充電器は、電池の電圧をチェックしながら、小さい電圧で充電(熱を最小にする)するなどの機能を備えている場合が多く、電池に優しい充電が見込めます。
- 急速充電を避ける:急速充電は、電池への負荷が高い充電方法です。触るとわかると思いますが、とても熱を持ちます。とても便利な機能ですが、必要な時以外は避けましょう。
- 充電しながらの利用を避ける:スマホやPCは充電しながら利用しがちですが、充電による発熱と、利用による発熱の相乗効果で、電池の劣化が一気に進みます。
上記のポイントでも触れていますが、充電器って意外と大事なんです(*’ω’*)。
純正品でなくてもよいので、信頼できるメーカーから発売されているちゃんとしたものを使うようにしましょう。
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継ぎ足し充電の積極実施を推奨したい 鉛電池
鉛電池ってなんぞ(*’ω’*)!?
いきなり毛色が違うように思うかもしれませんね。
鉛電池は、車やバイクの充電池です。
ハイブリットカーも、サブのバッテリーとして鉛電池を積んでいます(*’ω’*)!
思いますよねっ(*’ω’*)!
【特徴】
- 鉛と硫酸よる化学反応を利用した畜電池です。
- 重量が重いです。
- メモリー効果はありません。
- 安価で安定した性能があります。
- 蓄電池のサイクル回数も多く、長寿命です。
【利用される機器】
- 車やバイクのバッテリー
- フォークリフトや船舶のバッテリー
- UPS
主に、自動車のバッテリーや非常時のバックアップ用の電池として利用されます(*’ω’*)!
重量もありますし、希硫酸を含みますから、手持ちのモバイル機器には使われません。
鉛バッテリーを担いでipad聞いてるひとを見てみたい気はします(*’ω’*)!
▼そして、ラッパーと言ったらヘッドフォン、ヘッドホンと言ったら猫耳でしょう(*’ω’*)!
鉛電池に継ぎ足し充電必須!?理由はサルフェーション対策
鉛電池には、継ぎ足し充電が必須です。
理由はサルフェーション予防です。
鉛電池の劣化に大きく影響するのは、鉛の電極部分に付着するサルフェーションという硫酸鉛の結晶化現象です。
なお、サルフェーションは、過放電時に深刻なほど活性化します。
サルフェーションの予防には次のような対策が有効です。
【効果的なサルフェーション予防】
- 過放電を発生させない
- 低電圧で充電を行う
- 活力のある蓄電状態を維持する
毎日使わない鉛電池のおすすめメンテナンス方法
鉛電池は、使った分だけ速やかに充電するのが鉄則です。
鉛電池を利用するシーンで一般的なのは主に車やバイクです(*’ω’*)。
なお、車やバイクは、ある程度走行すると、自動的に電池に充電されますから、毎日利用するケースではそれほど気にしなくてもよいです。
気を付けたいのは、週に1-2度程度、もしくはもっと利用頻度が少ない場合です。
そんな、利用頻度が少ない鉛電池には、自然放電分を感知して自動で充電してくれるトリクル充電でメンテンナンスするのが効果的です。
利用頻度の少ない車両のバッテリーメンテンスで、ジーナがおすすめするのは、自然放電した分だけを低電圧でじんわりと充電する「トリクル充電機能」を備えたバッテリーチャージャーに管理させる方法です。
しかも、今では、車両にバッテリーを積んだままトリクル充電できる仕組みをもった充電器もあります。
バッテリーって重いので、画期的だなと思いました(*’ω’*)!
▼トリクル充電+サルフェーション解消までしてくれる オプティメイト6 Ver.2
しかも、このオプティメイトは、できてしまったサルフェーションすら、オートで除去するパルス充電機能が搭載されています。
オプティメイトもそうですが、俗に「死んだ」と言われるバッテリーも、驚異の復活を果たすことがあります。
それは、サルフェーションを除去できた時です。
サルフェーションを除去するには、専用のリサイクル業者でリペアしてもらうか、オプティメイトなどと同じように、強力なパルスを発生させるパルス充電器を使うしかありません。
エーシーデルコのパルス充電器は、汎用性・対応範囲・使いやすさのバランスがとれた、マルチで高性能なパルス充電器です。
エーシーデルコのリフレッシュメニューで復活しないときには、もう寿命だと諦めましょう(*’ω’*)。
…というくらい、瀕死のバッテリーでも再生してくれた実績を持つ、驚異のパルス充電器です。
ジーナは、普段のメンテをオプティメイトに変えて以降、ほぼ使うことがなりました(*’ω’*)!
ジーナは、いちいちバッテリーを取り外すのが面倒なハーレーはオプティメイト、ほぼ取り外さない車のバッテリーのメンテはエーシーデルコと使い分けています(*’ω’*)。
鉛電池の長期保管は、次の様に行います(*’ω’*)!
【鉛電池保管の3原則】
- 車体から取り外す
- 満充電にする
- 冷暗所に保管する
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まとめ
発端は、都市伝説みたいな「継ぎ足し充電ってやっていいの?」・「やっちゃいけないのはどの電池!?」という疑問からでした(*’ω’*)。
だってバッテリーって価格が高いですよね。
いつもバッテリーを買い替える前に本体を交換できるらよいですが、スマホもバイクもバッテリーの方が先に劣化しますもん。
できるだけバッテリーだって長持ちさせたいです(*’ω’*)。
ということで、まとめ項目らしくまとめてみました(*’ω’*)!
【いろんな電池の継ぎ足し充電の嘘・ホント&雑学】
- ニカド電池以外、継ぎ足し充電をやっても大きな問題はない。
- ニカド電池も、リフレッシュ機能付き充電器を使えば、使い勝手のよい電池に蘇る。
- リチウム電池は、とにかく静かに、熱を持たさないように充電するべし。
- 鉛電池は、使った分だけ小まめに充電するのが大事。
- サルフェーションが進んだバッテリーは、パルス充電器でのサルフェーション除去が効果的。
電池を正しく使い分け&メンテンスして、おサイフにも環境にも優しい日々を過ごせたら、素敵ですよね(*’ω’*)。
今までなんとなく理解していた継ぎ足し充電の嘘・ホントについて、本記事で整理出来たら幸いです。
そういえばっ!このブログはバイクブログですよ(*’ω’*)☆
今度の週末どこ行こう(*’ω’*)!?
\正規で買うより断然安い!?「カーエイド」(*’ω’*)/