ガレージ常備がおすすめのグッズNO.1のアイテムと言えば、ブロアー(Blower)です。
ブロワーは、ガレージ・住居の屋内外を問わず、非常に役に立つ便利グッズなんですよ。
ちなみに、どのブランドを選んでも、爆音とルックスはあまり変わりません。
おすすめは次の3点で、性能・重量などが一般の方がガレージで使うのに ぴったり です。
【おすすめブロワー 3選】
\ NO.1 マキタ MUB400 /
\ NO.2 ボッシュ GBL800E /
\ NO.3 リョービ BL3500 /
ブロワー(Blower)とは?
ブロワーとは、空気を圧縮&送風する機械です。
【ブロワーとは】
掃除機と真逆の機械で、「圧縮した空気の送風」がメインの機能です。
掃除機同様の集塵機としても利用できますが、片手持ちのブロワーは容量も少なく、実用性は低いです。
集塵機を望むなら、取り込んだゴミの破砕機能付きバキュームブロワーを選びましょう。
シンプルな用途の機械ですが、どこにでも入り込む空気の特性を利用し、細かい隙間に入り込んだゴミや、細かいゴミそのものを、一気に吹き飛ばすのが得意なツールです。
【ブロワーの威力絶大な掃除箇所】
- 簡単に動かせない大型家具・大型家電の隙間の掃除
- 複数の配線が複雑に絡み合った凹凸面の掃除
- 掃除機が入り込めないミリ単位の隙間の掃除
- 砂・砂利・ボルトなど、箒では掃き出せない絶妙な重量ゴミの掃き出し
- 細かい網目に詰まったゴミの除去
- 液体の吹き飛ばし
…etc
流石に、拭き上げ掃除の精度には敵いませんが、凸凹した面でもスキマでも、一瞬で埃やごみを吹き飛ばしてくれるので、気持ちよい事この上ないですよ。
ブロワー ガレージ活用シーン
ブロワーは、ガレージととても相性が良いツールです。
中でもわたしがおすすめしたいのは、以下3点での利用です。
- 洗車後の水切り
- ガレージ内の清掃
- 落下パーツの吹き飛ばし
洗車後の水切り
洗車後の水分ふき取り時、吸水性の高いセームやマイクロファイバークロスを使って拭き上げても、拭き上げた側から水滴が滲み出る…!?
そんな経験ありませんか(*’ω’*)?
【水が湧きやすい箇所】
水滲みは、車よりもバイクの方が顕著です。
むき出しのパーツやボルトの隙間は、構造的に水分をため込みやすいポイントなのに、クロスが入り込みにくいので厄介です( ゚Д゚)。
そして、こんな場所こそブロワーの出番!
洗車後の濡れたボディ・パーツにブロワーを当てることで、僅かなスキマに入り込んだ水分を弾き飛ばせます。
結果、拭き上げ効率は格段に上がります。
また、綺麗なクロスであっても、ボディにとっては研磨作業なので、物理ダメージの軽減にもなります!
ガレージ内の清掃
ガレージ環境では、ブロワーによる清掃が最適です。
【ガレージ内の状況】
- ガレージ内には、ツール・キャビネット等、簡単に動かせないアイテムが多い。
ガレージ内の汚れの原因】
- 汚れの大部分:粒子状の埃や花粉などで、風圧で簡単に吹き飛ぶ。
- 汚れの一部:砂利などの固形物で、ほうき程度では簡単に動かない。
ガレージに置いてあるツールやキャビネットはそのままに、汚れだけを効率よく除去するには、風圧による吹き飛ばしが効率的です。
ツールキャビネットなんて重い物は、頻繁に動かしたくないし、隙間に箒を突っ込んでごみを掻き出すなんてスペースもない( ゚Д゚)!
ブロワーなら、どんなスキマにも風を流し込み、根こそぎ埃を弾き飛ばします。
軽い埃だけじゃなく、重さのある砂利だって風圧で簡単にはじき飛ばすので、ブロワーひとつあれば、ガレージ内の掃除はほぼ完結します。
落下パーツの吹き飛ばし
狭いエンジンルームやキャビネットの下に転がり込んだパーツを取り出す時にも、ブロワーは役立ちます。
パーツ救出に、エアーコンプレッサーを使うプロは良く見かけますが、一般の方のガレージにはあまり置いてませんよね。
わたしは、マグネットタイプのピックアップツールでサルベージできなかった時に、よく使います。
ブロワー 家庭での活用シーン
ガレージにマストなブロアーですが、実は一般家屋にも使い所があります。
予想はつくかもしれませんが、狭いところと埃全般には大活躍です。
【ブロワーが役立つお掃除箇所】
- テレビ台の後ろ
- フィルタ・網戸の目詰まり
- サッシの桟
- タイル・溝
\ブロワーで一発!歯ブラシなんていらないよ/
室内利用にも効果絶大ですが、以下の点を留意の上でご利用ください。
- 使用中は爆音!
- 舞い散る埃!
一瞬で綺麗になりますが、昔の年末・年始の大掃除並みに「窓全開&マスク装備」で取り組まないと、舞い上がる埃で大惨事になります( ゚Д゚)!
ブロワーのデメリット
ブロワーのデメリットは、2つです。
中でも顕著なのは煩いことです。
【ブロワーのデメリット】
- 動作音が大きい:最大出力で90db以上も珍しくない。
- 集塵能力はあまり期待できない:ブロワーには、枯れ葉などの集塵機能もありますが、片手持ちタイプは、集塵容量も少なく、使いづらい。
ブロワーの動作音については、ブランドの違いもほとんどなく、総じて出力に比例した騒音級の大音量を発します。
出力を下げると音量も下がりますが、ドライヤーレベルの送風能力になるので使えません( ゚Д゚)。
おすすめブロワーを選ぶ 3つのポイント
ブロワーにもいくつかのタイプがあり、 吹き飛ばすゴミの大きさ・掃除範囲によって最適を選ぶのがおすすめです。
なお、一般家庭で使うには、有線タイプの方が比較的軽量&パワーがあり、安価で使いやすいですよ。
【ブロワー タイプと仕様特徴】
動力 | 重量 | パワー | 行動範囲 | |
有線タイプ | AC電源 | 軽い | ハイパワー | 制限なし/適宜延長コード |
無線タイプ | バッテリー | 重い | 低パワー | 広い/時間制限あり |
エンジン | 重い | ハイパワー | 広い/時間制限なし |
最大出力(最大風量)
同グレード製品を厳密に比較するなら、電圧・風量・風圧を見るべきですが、ブロワーは価格差も小さく用途も限られているため、風量スペックのみ比較出来れば充分です。
なお、ガレージ利用を前提とし、一般の方の現実的な最大利用レベルを 4.5㎥/min でのランキングとしています。
【最大出力(≒風量) ランキング】
RANK | 製品名 | 最大風量/min | リンク |
1 | ボッシュ(BOSCH) GBL 800E | 4.5㎥ | |
2 | リョービ(GYOBI) BL-3500 | 3.5㎥ | |
3 | マキタ(MAKITA) MUB400 | 2.9㎥ | |
4 | リョービ(RYOBI) BBL-120 | 1.3㎥ |
ちなみに、わたしの風量体感レベルは次の通りです。
【風量 体感】
- 3.0㎥~:石ころ・ボルトも難なく吹き飛ばすレベル
- 2.0㎥~3.0㎥:水切り可能レベル(推奨)
- 1.0㎥~2.0㎥:埃吹き飛ばしレベル
- ~1.0㎥:使えない
半屋外のガレージで使うなら、多目的利用を考えて、2.0㎥以上の出力は欲しいです。
重量
ガレージで使うブロワーは、片手で10分程度持ち続けられる重さを目安にするのがよいです。
おそらく実利用は3分~5分程度ですが、小回りを利かせて軽快に使える方が便利なため、軽い&コンパクト なほど良いです。
【重量 軽いランキング】
RANK | 製品名 | 最大風量/min | リンク |
1 | マキタ(MAKITA) MUB400 | 1.3kg | |
2 | リョービ(GYOBI) BL-3500 | 1.7kg | |
3 | ボッシュ(BOSCH) GBL 800E | 1.8kg | |
4 | リョービ(RYOBI) BBL-120 | 1.8kg(本体のみ/バッテリー込みだと約2.5kg) |
軽さだけでも、マキタはダントツですが、シンメトリデザイン の形状も、持ちやすさ・取り回しのしやすさに貢献していて、とても良いんですよ。
配線(有線・無線)タイプ
ブロワーは、掃除機と同じで電力消費量が大きい家電です。
そのため、直接電源を取れる有線タイプの方が、メリットも大きいです。
【有線タイプのブロワー メリット】
- 軽量
- 高出力
- 低価格
「電源が全くとれない」などの状況がない限りは、有線タイプの方が総合的にパフォーマンスが良く、おすすめです。
【有線の有無】
線の有無 | 製品名 | リンク |
有線 | ボッシュ(BOSCH) GBL 800E | |
リョービ(GYOBI) BL-3500 | ||
マキタ(MAKITA) MUB400 | ||
無線 | リョービ(RYOBI) BBL-120 |
多少電源ポイントから離れていても、延長コードがあれば簡単に解決できます。
巻き取りタイプのコードリールは、かさばらずに収納できるから便利なんだ。
おすすめブロワー ランキング 3選
出力・重量・線の有無を総合的に考えると、ガレージに適したブロワーの条件は次の通りです。
【ガレージにおすすめのブロワー 条件】
- 風量2.0㎥以上の出力があるもの
- 可能な限り軽いもの
- 有線タイプ
上記を元にした総合ランキングTOP3は、ズバリ次の通りです。
NO.1 マキタ(MAKITA) MUB400
圧倒的軽さとガチの職人にも愛されるタフなブランド マキタ(MAKITA)リリースの、MAKITA MUB400 が、ガレージ利用の最適ブロワーでしょう。
アンモナイト形状がオーソドックスなブロワーにおいて、シンメトリなMUB400は、どんな位置でも安定して持てる、ベストなハンディブロワーと言えます。
しかも、出力レベル調整機能付きなので、出力抑えれば室内でも使いやすいですしね。
一家に一台もつなら、幅広い利用が出来る マキタ MUB400 がおすすめです。
NO.2 ボッシュ(BOSCH) GBL800E
家庭用として過不足を感じることはまずない高出力を誇るのが、 ボッシュ GBL800E です。
ただの高出力ブロワーではなく、出力を自由変更出来るため、比較的自由度の高い使い方が出来るのもポイントです。
後悔をしないヘビーなポテンシャルを持っているため、どんなシーンでも活用していきたいなら、ボッシュ GBL800E がベターでしょう。
NO.3 リョービ(RYOBI) BL-3500
ボタン押すだけ! 簡単操作のリョービ BL-3500 は、ガレージ利用い申し分のないパワーをもった、シンプルなブロワーです。
出力調整機能もなく、ON⇔OFFのみのシンプル操作ですが、使い勝手のよい出力レベルで、不便を感じることはまずないでしょう。
ただ、一般家屋の室内利用だと強すぎ(うるさすぎ)ますね‥‥( ゚Д゚)。
ブロワーとセット活用アイテム
ブロワー利用時、必ずと言って程付きまとうのが舞い上がる埃です。
可能な限り、マスク&メガネは身に着けるのがおすすめです。
まとめ
何を隠そう(?)、わたしのガレージマストアイテムの第一位は、断然 ブロワー です。
本格的なお掃除でも重宝しますが、おすすめの利用方法は、もっと手軽に使うことですね。
【わたしの乗車前のガレージルーティーン】
わたしは、バイクでお出かけする前に、必ず以下を行います。
- ガレージの壁と棚をブロワー
- ガレージの床とバイク本体をブロワー
バイクで出かける前のたった3分のルーティーンですが、保管中にバイクに被る埃の除去と、ガレージ内に入り込んだ砂・埃を一気に掃き出し、何時だって綺麗を保っています。
わたしほど小まめにブロワーをしていると、埃も大して溜まらないので、マスクすら不要なんですよ。
- 「バイクはいつもピカピカで、ガレージも綺麗!」と言われますが、洗車は1年に多くても2回しかやりません。
- 「ガレージはいつもさっぱりしてて綺麗だね!」と言われますが、ガレージの掃除は乗車前3分ブロワ―以外にやりません。
と、手軽に綺麗&さっぱりを簡単に手に入れる事が出来る ブロワー は、ガレージ常備がおすすめな素敵ツールなんですよ!
あなたのガレージにも、加えてみてはいかがでしょうか。?