プレハブタイプのガレージは、床のタイプに関わらず、基礎の調整や敷設が必要になります。
- 床付きタイプ:コンクリートブロックの高さを揃える 水平出し が必要。
- 土間タイプ:土間コンクリート+コンクリートブロック基礎の 敷設 が必要。
どちらの基礎も、モルタル・コンクリートを一定量消費するため、DIYするなら道具だけはしっかりと揃えましょう。
【床付きタイプで使ったモルタルの量】
わたしの場合は次の通り。
- プレハブスペック:約6㎡
- タイプ:床付き/水平出し
- 使用したモルタル量:約60kg
たかが床タイプの水平出しと侮っていましたが、材料のピストンだけでもそこそこの労力が必要でした。
基礎関連の作業は、正直、楽ではありません。
今後外構DIYの予定がない方なら、基礎関連は外注業者さんに依頼してもよいかなーと、素直に思います。
当記事では、プレハブガレージ設置に伴う、基礎関連の情報をまとめまています。
購入・設置をお迷いの方は、どうぞご活用ください。
購入に伴う「建築確認申請」・「固定資産税」について、詳しくお知りになりたい方は、こちらもご覧ください。
https://garage-gna.com/bike-garage#i-8
床付きタイプと土間タイプの違い
プレハブタイプのバイクガレージには、床付きタイプと土間タイプがあります。
両者は、基礎の違いです。
どちらのタイプも、施工費用(本体+基礎+施工費)はほぼ変わらないので、建地の地盤などで選ぶのが良いと思います。
床付きタイプ・土間タイプの、価格やメリット・デメリットなどを比較してみました。詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
https://garage-gna.com/floor-1408.html
床タイプに迷うなら、プロに建地を見てもらうのが、一番手っ取り早いですね。
モルタルの作り方と必須ツール
モルタルやコンクリートは、セメント・砂・砂利の配合を変えることで、作り分けられます。
基礎の種類・使う場所によって、使う素材も変わります。
【タイプによって使い分ける素材】
- 床付きタイプ:モルタル
- 土間タイプ:コンクリート+モルタル
モルタルとコンクリートの違いは、実は砂利が含まれているか否かだけで、作り方・利用ツールは、基本的に同じです。
どんな基礎作りにも共通するモルタルの作り方・必要なツール・お得に購入するショップについてまとめました。詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
https://garage-gna.com/make-mortar-1534.html
床付きタイプ 基礎の作り方
床付きタイプの基礎は、横にしたコンクリートブロックをベースとして利用します。
ただし、ナチュラルな地面はかなり凹凸していますので、ブロックの上面を水平にする「水平出し」という基礎処理が必要です。
水平出しをするために、モルタルを使ったあんこ盛りを行うのが、床付きタイプの基礎作りです。
水平位置の出し方・あんこ盛りのやり方などを解説しました。ご自分でやりたいと思っていた方は、こちらをご覧ください。
https://garage-gna.com/make-foundation-1436.html
土間タイプ 基礎の作り方
土間タイプの基礎作りは、本格的に外構DIYを始める人でない限り、おすすめしません。
【土間基礎作りに必要な道具・作業】
- 使い捨ての型枠コンパネ
- 穴掘り
- 基礎鉄筋
- 防水加工
- ブロック積み上げ&水平出し
- 左官道具
- 数トンのコンクリート作成
精度・時間・労力・費用のどれをとっても、1度きり作業の投資としては、コスパが悪すぎるため、業者さんに委託する前提で進めるのがおすすめです。
バイクガレージ(10㎡以下)なら、土間基礎の費用相場は8万円~15万円程度です。
まとめ
10㎡以下のバイクガレージなら、基礎タイプはどちらでも問題なく施工できるでしょう。
施工費で見ると、それほど大きな違いはないので、メリット・デメリットを天秤にかけ、最適と思う方を選ぶと良いです。
● 床付きタイプのメリット・デメリット
- 床下換気が出来るので、湿気対策がとりやすい。
- 非課税対象になり易い。
- 耐震・耐風対策として、基礎アンカーの設置推奨。
- 段差ができるため、スロープが必須。
● 土間タイプのメリット・デメリット
- 耐震・耐風に抜群に強い。
- 出入り口の段差がなく、シームレス。
- 固定資産になり易い。
- コンクリートへの防水処理が必要。
それでも迷うときは、プロに意見を聞きましょう。
一瞬で最適解を提案してくれますよ。
プレハブバイクガレージの床タイプと基礎については以上です。
バイクのガレージライフは最高ですよ。
はじめてみたいと考えていた方は、ぜひ実現してください(*’ω’*)☆