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【人身事故被害者必見】知らないだけ?交通事故を正しく評価してもらうと、示談金(慰謝料)が数倍にはね上がるってホントの話!?

ひとたび僕らが公道に出ると必ずついて回るのが、交通事故のリスクだ。

僕は鉄の塊を駆る責任として、万一不幸な事故を起こしてしまった時に備えて、任意保険に入っておくのは義務だと思っているよ。

だけど、意外と(?)考えていないのが、相手の過失が大きいケース・・・、つまり自分が被害者になるケースなんだよね。

実は、僕の身内は足を失いかけるほどの大事故を起こしているんだけど、彼は夢だった職業を失っただけではなく、一生身体の不調と付き合っていくことになった。

彼は被害者だったので、慰謝料もちょっとした額をもらっていたけど、一生を遊んで暮らせるほどの額はもらえず、はたから見ても「割に合わない」ようにしか見えなかった。

いったん被害者サイドに回ったとたん、あらゆるものをむしり取ろうと無心する亡者がいるのも事実なので、被害者からの要求にはつい警戒したくなるけど、今の交通事故による被害者への補償は、そのそも十分なものとは言えないと思うのは僕だけかなぁ。

公道に出た時のもしも・・・!?を考えるときには、自分が加害者になった場合の備えは必須だけど、自分が被害者になった場合も、同じように備えておきたいんだっ。

こんきち
こんきち
そのときにかんがえればよくない~?

にゃん太
にゃん太
いざその時になると、適切なタイミングを逃したり、初動のための資金が不足したりして、適切な補償が受けれない場合があるんだよ。

備えは何事もない時にちゃんとやっとくのが大事なんだよね~

 

一過性ではない!?壊れた身体と一生向き合う交通事故被害の実態 

生活の質が低下する

失ったお金や傷痕、時間は取り消せないものの、お金を代替として補填することはできる。だけど、交通事故で壊れてしまった身体の不調や機能は、決して全快しないんだよね。

例えば、年収500万の人が交通事故にあって、3か月入院したとしよう。
慰謝料や入院費込みで700万円もらうとする。

事故による休職期間の収入や、治療費、プラスアルファの慰謝としては妥当かもしれない。
でも、もし身体を壊したために、パフォーマンス(能力)が10%低下したとしたら、年収は450万相当になる。
3か月分の時間や入院経費、お金は補填できたけど、その後の一生は確実に生産性が落ちる。
普通には生活できないんだもの。どう考えたって、数年後には、生活水準が右肩下がりになるよ。

人間の身体はロボットじゃないので、こんなに簡単な試算なんてできないし、あくまでもイメージだけど、特に後遺症が残るような事故にあってしまうと、補償は一生分をカバーできるものでないと本当につらい

また、後遺症の自覚症状は本人にしかわからないことが多く、周りから(下手すると身内からすら)理解してもらえず、痛い・つらい・苦しい・理解者のいないストレスなどを抱えて生きていくことになる。

メンタルヘルスが低下する

後遺症の原因や根本解決方法はわからなかったり手の打ちようがなかったりするけど、元になった原因だけはわかっているからネガティブな感情はそこ・・・事故に向かうのが定石だよ。
しかも被害者ともなれば、自分の正当性は高いから、憎しみだけは倍々に募る、おぞましい負のループが簡単に形成されてしまう。

基本的に、事故被害にあった人の多くは、交通事故詐欺のような金の搾取をしたいわけでhなく、せめて、今のパフォーマンスで普通に頑張っても、今までと同等の日常生活水準が送れることを望んでいる。

残念ながら、任意保険や社会制度は雇用や生活のフォローはしてくれいない。

であれば、お金という形で、今後の人生をフォローしてもらいたいっ!

示談金(慰謝料含む)が正当に評価されにくい理由

喧嘩両成敗理論

僕は、基本的に公道に出る行為は譲り合いだし、事故はお互いに助け合うものだと思っている。だからこそ任意保険には入るし、交通ルールは守ろうとしているよ。

だけど、いざ事故の被害者になったときに、(ほとんどの場合で)「公道にでたら過失はゼロではないのである程度は受け入れろ」という風潮はないかな?

実際に言われたことのある人もいるかもしれない。だけど、前提として被害にあった場合は、なにかしらの損害を被っているし、場合によっては後遺症を抱えてしまう場合だってある。勘違いしないでほしいのは、喧嘩(事故の瞬間)は折半したとしても、その後の悪影響は切り離して考えるべき。ということ。

100歩引いて、事故そのものは喧嘩両成敗でいいとしても、その後の生活水準に影響することがあれば、正当な補償を要求するのは当たり前だよ。

例えちょっとの違和感でも、「私も悪いし、これくらいのことで騒ぐのも大人げない」なんて遠慮してると、一生後悔するかもしれない。

遠慮をしても、加害者への負担を減らすことにもならず、保険会社からの出費抑制に貢献したに過ぎないだけだしね。

 

障害は目に見えにくい

単純なむち打ちだったとしても、人によっては激しいめまいや嘔吐が相当年数続く場合だってある。

表面的な傷は時間がたつと目立たなくなるけど、内部の破損は外からは見えにくく、レントゲンやCTでも見えず、因果関係もはっきりしないことだってある。

自分にも経験あるけど、見た目が健常者で、普通にご飯も食べ、十分に寝てるのに、何か動きが伴うと「痛い・きつい・働けない・・・」なんて連呼されると、例え身内だとしても「後遺症詐欺?」と疑ってしまう。それくらい、事故による障害は第三者からも見えずらい。

事故前と後の、自分の身体の違いは自分にしかわからないので、きちんと主張することを恐れないようにしたいね。

僕は口下手なので、こういった時は必ず、自分の症状をこまめにメモするようにしているよ。

例えば、事故前と事故後とで、「できていたこと」・「できなくなったこと」・「違和感を感じたときの動き」・「それらの日時」こういったことをこまめにメモしておくと、自分自身の確認にもなるし、いろんな人への説明にも格段の説得力が生まれるよ。

※自分自身の確認は、自信になるのでおすすめっ。

 

保険会社の示談根拠を鵜呑みにする

通常、ほとんどの常識ある加害者は、保険会社に加入しているだろうね。

その場合の示談交渉をするのは、保険会社の担当者が基本だよ。

保険の事故補償は対人・対物無制限が基本だろうし、数千万程度の補償には加入していることも多いので、かなりの出費まで対応可能だろうね。要は加害者の懐は痛まず、保険会社の懐が痛いだけ

よって、保険会社の交渉というのは、基本的に示談金の上限をいかに抑えるかに限るよ。

決して、被害者の今後を考えた交渉はしないのが普通だよ。

そして、意外と知られていないけど、保険会社の示談金の相場は、実は結構ざっくりしたもので、きちんと精査した事故評価に比べるとかなり低いことが多いんだ。

こんきち
こんきち
ぼったくりっ?

にゃん太
にゃん太
どちらかというと、交通事故はケースが多様化しすぎてて、一概に判断するのが難しいんだよね。

補償基準の均一化を図ると、どうしても「代表的な判例」に当てはめるしかない。というのが大きいのかなぁ。

交通事故の場合、ケースが本当に多様化しすぎていて、保険会社の提示する「代表的な判例」にピッタリ当てはまらないことは多いんだよね。

逆をいうと、細かく事実と照らし合わせていけば、「それなりの評価になる=示談金増額」になることが多いんだよ。

示談金(慰謝料含む)を正当に評価してもらうには

僕ら一般ピーポーが保険会社の担当者に異議申し立てをしても、正直難しいよ。結構頑張っても相手にされないか進展しないことがほとんどだね。

ほんの気持ち程度のことはあっても、個人で交渉して劇的に成功したケースは聞かない

ここを解決してもらう方法はおおよそ検討ついているだろうけど、弁護士に依頼することだよ。

そして、前述したように、交通事故は本当にケースがとても複雑でケースが多様化しているんだ。お願いする弁護士は、必ず「交通事故に強い・専門」の弁護士でないと効果は薄くなるよ。

そして、弁護士に依頼することでどれくらいの示談金アップになるかの事例は次のとおりっ!
どお?びっくりじゃない??

▼弁護士に依頼することでアップした示談金の例

慰謝料の違いを実例で示した図(引用:https://jico-pro.com/columns/60/)
こんきち
こんきち
じゅうばいっっ!?!?

にゃん太
にゃん太
弁護士さんコラムからの抜粋なので、特にインパクトの高い事例ではあるけど、2~3倍上がるのはそう珍しくないよ

当然、絶対に上がるとは言えないけど、弁護士に仲介してもらうことで、交渉や書類なども含めた手間をお願いできるばかりか、示談金が数倍に跳ね上がるケースも珍しくないんだ。

弁護士が入ることで示談金(慰謝料含む)があがる理由

交通事故の慰謝料の算出基準

慰謝料を算出する基準は3つあり、どの算出基準が適用されるかによって金額が変わるんだよ。

自賠責基準 任意保険基準 弁護士基準
法令で決められた最低限の補償を行うための基準。 保険会社が独自に設けている基準。自賠責基準よりも保障が大きい。 裁判所の判例などを参考にした基準。自賠責基準・任意保険基準よりも高額な慰謝料が設定されることが多い。

 

どの状況ならどの基準を使うという、法的なルールはないけど、保険会社が間に入った示談交渉は、基本的に自賠責基準か任意保険基準になる。

そして、弁護士に依頼した場合には、必然的に弁護士基準が適用されるケースが多くなるよ。

この基準によってどれぐらいの違いが生じるかの事例は次のとおり。

▼3つの基準別:通院例にみる慰謝料の違い

相場費用の基準別の価格表 (引用:https://jico-pro.com/columns/60/)
こんきち
こんきち
たんじゅんに、べんごしさんがあいだにはいってくれるだけで2倍にはなるっ!?

にゃん太
にゃん太
そうだね。任意保険基準から比べると約1.5~2倍、自賠責基準から比べると2倍~3倍にはなるよね

示談金には、治療費・休業損害・入院雑費・通院交通費・慰謝料もろもろが含まれるよ。それらを総合的に積み上げて「これで合意するよ」となったのが示談金だよ。

弁護士が面倒みてくれるのは慰謝料だけではないので、すべての妥当性を正しく判断し、適切に積み上げると、示談金の総額が増額するケースは圧倒的に多くなるよ。

 

気になる弁護士の費用は?

弁護士事務所によってプランはことなるけど、交通事故の示談案件では、成功報酬型が今のトレンドだね。

と、なんでもありみたいな言い方をするとよくわからなくなるので、一つの目安だけど、これくらいと思っておこう。

◆1000万クラスの示談金で約100万

実際、弁護士事務所を尋ねてみると実にプランが多い・・・。

▼交通事故関連の弁護士費用まとめ

項目 費用相場
相談料 無料、5,000円/30分
着手金 10~20万
報酬金A 15万+賠償額8~15%
報酬金B 賠償金増額の10~20%

※着手金:事前の活動費用。返金はない
※報酬金B:完全成果型だね。成果なければ払わなくていいけど、成功金額が大きいと費用も大きくなるね。

弁護士費用100万円とか言われると、僕みたいな一般ピーポーにはちょっとどきどきしちゃう。
でも、保険会社からの示談金500万を1000万に増額するのは、一般ピーポーにはほぼ不可能だけど、弁護士に依頼するとかなり現実味ははるかに高い

そう考えればこの費用は、決して高くはないのでは?と僕は考えるんだよね。

特に今の交通事故案件のトレンドは「相談は無料」のケースも多いので、気になる場合はまず問い合わせてみることをすすめるよ。

以下に紹介する交通事故弁護士ナビは、交通事故を専門に扱っている全国の弁護士事務所を検索できるサイトだよ。
相談無料の事務所もたくさんあるよ~。

 

人身事故の被害者になった時に強力にサポートしてくれる「弁護士特約」とは

いざとなったら弁護士費用を覚悟して臨むのでもよいけど、できれば懐を切ることなく、程度の差なく弁護士への依頼を気軽にやりたいよね。

実は弁護士費用を気にせずに依頼する方法があるんだ。

それは弁護士特約

多分ぴんときた人も多いことだろうね。そう!任意保険に、特約としてつけることができる「あれ」だよっ。

弁護士特約もつけられるチューリッヒの自動車保険バイク保険はこちら
自動車保険バイク保険

 

弁護士特約のメリット

この特約って、およそ月額100円程度なので、つけない手はないと思うんだよね。

①ほとんどのケースを特約の上限でカバーできる
基本的に任意保険は加害者になった時にお世話になるものだけど、被害者になった時にもこの特約が付いていると、300万円まで(詳しくは該当の保険会社に確認してください)の弁護士費用を保険で対応してくれるんだ。

そして、弁護士費用が300万を超えるようなケースは、それこそ3000万以上の示談金が発生するケースなので、ほとんどの場合は特約でカバーできるよ。

②費用倒れの心配がない
もし増減額が弁護士費用よりも少なかった場合、結果として依頼者が費用面で不利益になることを「費用倒れ」というのだけど、弁護士費用を300万まで負担してもらえるので、それが回避できるよ。
もし高額示談の可能性がある場合は、特約の費用上限を超える可能性があるので、事務所に相談したほうがいいね。

 

特約に入っていると、費用倒れや事故の軽重にかかわらず、初期の段階から気軽に相談できるので、可能だったら入っていたほうがいいっ。

そして、この特約は、加入率は年々上がっているのだけど、利用率が意外と伸びていない、もったいないサービスなんだ。
加入している人は、ぜひ積極的に活用することをお勧めするよ。

 

そして、繰り返すけど、交通事故について相談するなら交通事故専門の弁護士でないと意味が薄いよ。

実際、僕は以前普通の弁護士事務所に電話で相談したら「その内容なら弁護士に依頼してもしなくてもかわらないので、費用がもったいないですよ」と優しい助言をいただいたが、あきらめきれずに、以下で調べた交通事故専門の弁護士に対応してもらい、満足のいく成果を出してもらったことがある。

 

交通事故に強い弁護士を探すなら

交通事故弁護士ナビ

交通事故専門の弁護士を全国から検索できる便利サイト。
コラムも豊富で、交通事故の時の基本的な対応から、弁護士との適切なかかわり方やタイミング、費用なども一通り学べる。
事故にあったら、示談前に一度相談してみてることをおすすめするし、サイト内の記事は一読の価値ありだよ。

交通事故弁護士ナビ

 

幸いにも人体にほとんど影響のなかった物損事故の場合は、弁護士さんの助力はそれほどいらないだろうね。

よほど高価でもなければ、保険会社から提示される物損被害への補償は弁護士介入でもそれほど大きく変わらないといわれている。それに物損事故の場合は、慰謝料や迷惑料の請求は認められないことがほとんどなので、警察の事故見分や保険会社とのやり取り、修理にかかる手間や迷惑については、互助の精神で飲み込むしかない。

こんきち
こんきち
わーー。じこっていいことないね~

にゃん太
にゃん太
だね。だからこそ、僕らは注意しなきゃだよ。

でも、怪我さえしなければ、失うのはモノやカネだけだ。一生付き合う身体が無事なだけ、ラッキーと思って、前向きにすごそう!

結局、健康はお金じゃ買えないんだよ

https://bc-harley.net/insurance-302.html