ハーレー 三拍子

【インジェクションハーレー】マフラーだけなんてもったいない!燃調(コンピューター)&エアクリ3点換装で驚きの鼓動感を手に入れる

インジェクション_ハーレー_マフラー交換_Exchange Exhaust

ハーレーを買ったひとが、最初にやりたくなるカスタムは、マフラー交換でしょう。

通気性

これは、もはやではないかと思うのです(*’ω’*)!

 

 

かくいうぼくも、「ハーレーってノーマルでも鼓動感じるから充分だわ」と思っておりました。

今や、しっかり感染しています(*’ω’*)。

 

▼ぼくのファイナルアンサーはバッサー二でした・・・

最初はよいのです。

ですが、すぐに物足りなくなるんです。

ジーナ
ジーナ
えぇ、わかりますとも。感染者ですから(*’ω’*)!

 

数あるバイクの中から、あえてハーレーを選んだひとには、共通した強烈なイメージ憧れがあると思うんです。

それが、「三拍子」と形容されるあの独特のリズムと、アメリカンらしいドロドロ・ドカドカといった重低音のエキゾーストです。

 

決して爆音が好きなわけではないんです。

 

欲しいのは、鼓動感(*’ω’*)!

鼓動感

 

そんな、ハーレー乗りならだれもが手を出したくなるマフラー交換ですが、実はマフラーだけをポンっと交換しただけでは、思ったような鼓動感を手に入れるのは難しいかもしれません。

 

マフラー交換する時には、吸気と排気をコントロールするコンピュータへのプログラム書き換えと、エアクリーナーの交換まで行うのがベストであり、マストなんです。

 

まとまったお金も必要になりますが、マフラー・コンピューター・エアークリーナーの3つは、可能な限りセットで交換しましょう(*’ω’*)!

【吸排気パーツのカスタムは3点同時が理想です】

  • マフラー交換
  • 吸排気を制御するコンピューターへのプログラム書き換え
  • エアークリーナーの交換

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ビジュアルや音量だけじゃない!?マフラー交換で変わる内部変化

マフラーは、エンジンの排気を受け持つパーツです。

むしろ、エンジンの性能を引き上げるパフォーマンスパーツと言われるチューン系のパーツです(*’ω’*)。

 

 

しかも、吐き出されるのはただの空気ではなく、を持った燃焼ガスです。

熱による排圧効果もあって、排気効率の高いマフラーだと、エンジン内部の空気を吸い取ってしまうほどの排気力を発揮します。

 

場合によっては、これから燃える予定だったエンジン内の混合気(ガソリンと空気が混ざった空気)をエンジン外に引きずり出します。

結果、エンジンの外で混合気が爆発します(*’ω’*)!

爆発

これが、バックファイヤーと呼ばれる、激しい炸裂音を生む理由のひとつだったりします。

 

 

エンジンは、吸い込んだ空気の量吐き出す空気の量のバランスを取りながら、効率のよいピストン運動を行っています。

俗にいう、抜け(排気効率)のよいマフラーだけを取り付けてしまうと、吸い込む量と吐き出す量のバランスが崩れます。

結果として、エンジン本来のパフォーマンスを発揮できなくなるケースは珍しくありません。

 

症状としては、バックファイヤー同様のパンパンという激しい炸裂音や、アクセルを回しても力が抜けたように進まない、トルク不足に悩まされます(*’ω’*)。

 

排気効率のそれほど良くない(純正と同程度)マフラーでは、気になるほどの影響は見られないでしょう。

ただし、満足のいくマフラー音質や、踊るようなピストンフィール感じる事もないでしょう(*’ω’*)!

 

  • マフラーは排気を司るパフォーマンスパーツです
  • 抜け(排気効率)のよいマフラーだけをつけても、エンジンはむしろ調子が悪くなる(*’ω’*)!

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マフラーのパフォーマンスを最大限活かすためのエアークリーナー

マフラーがたくさんの空気を輩出するパーツなのに対し、エアークリーナーは、たくさんの空気を取り入れる、吸気を受け持つパーツです。

 

エアークリーナーも、マフラーと同じく、ごりごりのチューン系パーツです。

 

 

マフラーで、大量の排気を促す場合、排気と同じだけの大量の空気取り込む必要があります。

人間で例えるなら、吸う息はちょっとだけど、吐く息は大量という状態に似ています。

それって成立しませんよね。

そんな呼吸を実際にやると、あっという間に酸欠です。

 

 

バイクのエンジンだって同じです(*’ω’*)!

たくさん吐くなら、たくさん吸い込まないと酸欠です。

 

 

 

ちなみに、エアークリーナーは、マフラーとは違い、熱による吸気の促進効果はありません。

インジェクションエンジンの場合だと、コンピューター制御もされているので、極端に性能がよいものでもなければ、マフラーほど影響が出ないことも多いです。

 

とはいえ、エアークリーナーのみの交換をすると、吸気効率のバランスがくずれますから、マフラーのみの交換と同様、バックファイヤーに似た症状や、トルク不足に悩まされることになります(*’ω’*)!

 

エアークリーナーのフィルターは、とても秀逸にできていて、一定の空気抵抗力もあります。

エアークリーナーは、ぱっと見ではわからないような小さい穴隙間があっただけでも、エンジンの調子が悪くなったりするほど緻密にできているんです。

 

ジーナ
ジーナ
エンジンにとって、空気の量シビアに影響する要素なんですよね(*’ω’*)!

 

  • エアークリーナーは、吸気を司るパフォーマンスパーツです
  • 吸気効率のよいエアークリーナーだけをつけても、エンジンはむしろ調子が悪くなる(*’ω’*)!

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マフラー交換でインジェクションチューン(燃調)が必要な理由

マフラー交換でインジェクションチューン(燃調)が必要な理由は、吸気量や排気量を、コンピューターで制御しているからです。

 

大量の空気を吸い込む力と、大量の空気を吐き出す力の両方を持っていたとしても、コンピュータが機能を制限していては宝の持ち腐れです。

 

昔は、こういった吸排気の量を調整することを、リミッター解除と言っていましたが、インジェクションでも同じです。

昔は空気の通る穴の太さ、物理的に交換することで調整していましたが、今は空気や燃料の噴射量、タイミングにいたるまでが電子制御です。

電子制御

いつの間にか、ハーレーもハイテクな乗り物になっていますね(*’ω’*)!

【ハーレーのインジェクション対応】

  • いつまでもレトロに見えるハーレーも、実は2007年以降全モデルがインジェクション(コンピューターによる燃料調整)になっています。
  • その結果、マフラー交換する時には、吸気効率を上げるエアクリーナーの交換だけではなく、吸気と排気を制御するコンピュータープログラムへの書き換えが必須となっています。

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吸気と排気をコントロール(燃調)するフルコンとサブコン

インジェクションチューニングでよく聞く、フルコンとサブコンって知っていますか?

 

◎フルコンとは

世にも珍しい「フルーツコンプレックス」の略です。

 

◎サブコンとは

世にも珍しい「サブウーハーコンプレックス」の略です。

 

ジーナ
ジーナ
ですっっ(*’ω’*)!

 

フルコン・サブコンとは、インジェクションシステムをコントロールするECMといわれるコンピュータのことです(*’ω’*)。

 

▼興味のある方はこちらもどうぞ(*’ω’*)。

https://bc-harley.net/custom-efi-sanbyousi-7718.html

 

 

マフラーと同時交換がベストなコンピューターとエアークリーナー

エアークリーナー・マフラー・ECMチューニングは、三位一体です。

風船

【合わせて変えたい3種の神器】

  • 空気を吸い込むエアークリーナー
  • 空気を吐き出すマフラー
  • 吸入と排気の量やタイミングをコントロールするECMチューニング

どれが欠けても、バイクのパフォーマンスが低下する可能性があります。

 

どうしても買ったものから少しずつ取り付けたい場合、ぼくだったら次の順番購入&取り付けをします。

【どうしても少しずつカスタムしたいならこの順番】

  1. フルコン・サブコン
  2. エアークリーナー
  3. マフラー

 

一番インパクトが大きいマフラーは、むしろ一番最後に付けたいほど、車体に影響があるパーツです(*’ω’*)!

はやる気持ちはわかりますが、3つのアイテムが揃ってからつけるのがおすすめです。

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ニーズ別おすすめハーレー用ECMモジュール2選

EFIチューニングに必要なコンピューターについて、ぼくがおすすめするのは、フルコンならサンダーマックス、サブコンならFP3です。

ピース

 

▼古きよきハーレーサウンド「三拍子」を再現したい!

でしたら、アイドリング下げもお手の物なフルコン、サンダーマックスがおすすめです。

これさえあれば、アイドリングもぐんぐん下げられますし、三拍子設定も簡単にできてしまいます。

 

▼フルコンで三拍子を実現させる設定・パラメータを知りたいひとはこちらもどうぞ(*’ω’*)!

https://bc-harley.net/custom-efi-full-computer-7709.html

 

 

 

コスパとエンジンパフォーマンスの最大化が最優先!

三拍子やアイドリングは落としすぎなくてもいい。なによりエンジンの調子が良くなれば満足!というひとには、フューエルパック(FP3)がおすすめです。

アイドリングは800rpm程度までしか下がりませんから、FP3だけでセッティングする場合は、かなりせわしない三拍子になりますね。

だとしても、鼓動感は爆上がりです(*’ω’*)!

だとしても、なんちゃって三拍子も実現します(*’ω’*)!

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▼FP3を使った三拍子設定方法に興味がある方はこちらもどうぞ(*’ω’*)!

https://bc-harley.net/custom-efi-7691.html

 

まとめ

ハーレーのマフラー交換と聞くと、つい爆音小僧か!と白い目で見られそうです(*’ω’*)。

ですが、本来のマフラー交換は、エンジン性能を最大化するためのパフォーマンスチューンです。

エアクリーナー・マフラー・ECMチューン正しくやると、軽いスロットルでぐんぐん進み、低スピードを高ギアで走ることも難なくこなす、心地よいトルク感を手に入れることができます。

 

例えば・・・。

6速ギアで60kmのスピードをゆったり走るのは、とても気持ちいいです(*’ω’*)。

 

どうせ換えるなら、120%のパフォーマンスを味わえるようなセッティングを、ぜひ目指してほしいです。

 

 

3つすべてを適切に組み替えたマシンは、ただ走るだけも、ひたすら気持ちいいです(*’ω’*)!

 

 

ちなみに、ぼくのハーレーに装備しているマフラーは、バッサーニというマフラーです。

 

正直、5本目だったかな・・・。

もう買い替える気がしません(*’ω’*)!

 

ジーナ
ジーナ
爆音系じゃねーかとは、いわないでおくれ(*’ω’*)

 

では、明日も楽しいハーレーライフをお送りください☆

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