一枚洋服を重ねるだけで汗が噴き出る夏。
あえてグローブを着用するって意味わかんなくないですか(*’ω’*)?
・・・いやいや、ぼくは昔そう思っていましたよ。
グローブは夏こそ必要と言っても過言ではありません。
グローブの役目は、何も防寒だけではないんですよね。
むしろ、グローブというのは、本来は機能性装備で、次のような効果を期待できるんですよ。
【グローブの効果】
- 吸汗
- 速乾
- グリップ力強化
- 保持力強化
- プロテクト
中でもグリップ力や保持力強化は、効果としては顕著です。
手袋ありと無しでは、例え数分のライドですらはっきりとわかるでしょう。
グローブ付けてると楽だし、付けてないと余計な力が必要です。
ひとことで言えば、グローブつけてると疲れないので、夏でも装備するのがおすすめです。
▼今年も売れてる飲むUV対策(*’ω’*)▼
夏にもグローブ装着をおすすめする理由
グローブは、たとえ猛暑であっても装着をおすすめします(*’ω’*)。
もしも事故に遭ってしまった時のことを考えての提案ではありません。
理由は、余計な力がいらないことと、四六時中浴びる紫外線から手を守ってくれるからです。
個人的には、バイクのヘルメットは必須ではなくても、グローブは必須でしょ?とすら思います(*’ω’*)!
ハンドルをしっかりと「楽に」掴める
グローブのメリットで最初に挙がるのは、ハンドルを掴む力がアップする点でしょう(*’ω’*)。
人間の素手というのは、意外と滑りやすいのです。
80km以上のスピードが出る中で、バイクをつかむのは自分の手です。
つるっといくと怖いですよね(*’ω’*)!
グローブを装着すると、余剰な汗は吸着⇒速乾してくれるし、適度なグリップ力で滑り過ぎも抑制します。
吸い付くようなグリップ力があると、ハンドルをつかむのにも力は要りません。
確実な操作性と安全性のために、グローブは推奨ですよ(*’ω’*)!
▼自転車用ですが、ウナギもつかむと言われるハーツェルのグローブ&レビュー(*’ω’*)!
https://bc-harley.net/glove-hirzl-8397.html
▼スロットルアシストもあると楽ですね(*’ω’*)!
クラッチ・ブレーキレバーをしっかりと「楽に」操作できる
グリップ力の恩恵は、身体を支えるだけではありません。
グローブをはめると、なんと、ブレーキやクラッチ操作に力が要らなくなるんですよ(*’ω’*)。
ブレーキレバーのような金属パーツはとても滑りやすく、夏場のように汗をかく環境下では、つるっといくことも珍しくありません。
クラッチやブレーキが軽いバイクなら気にならないかもしれません。
でも、大型バイクなどのレバーが重いバイクで、グリップ力がないままレバー操作をしようとするとちょっと大変です。
その場合は、こんな風に操作することになります。
【レバーの重いバイクの操作方法】
- 指をコの字に曲げてレバーにひっかけます。
- 腕全体を使って手前に引くようにしてレバーを引きます。
- ブレーキングやクラッチ操作のたびに繰り返します。
・・・毎度これだと疲れちゃいますよね(*’ω’*)。
こんな窮地でも、グローブによってグリップ力が増強されるとこうなります。
- 指でコの字型のフックを作らなくても、指の表面にレバーが貼り付く
- 指を曲げるだけで、レバーが追従する
自然に指を曲げるだけで、勝手にレバーがくっついてきますから、余計な力がいりません(*’ω’*)。
優れたグリップ力を持ったグローブの威力を知ったら、素手でバイクに乗ろうとは二度と思いません。
洗剤まみれのお皿や油まみれのパーツをつかむときのことを想像してみてほしい。
滑りやすいものを掴もうとすると、とても力が必要になりますよね。
対して、スパッと油分を除去したパーツを掴む時には、余計な力は全く使わずに、簡単に持ち上げたり移動したりできます。
ハンドリングにおいて、グリップ力は手の負担を軽減してくれる、素敵なドーピングアイテムなんですよ(*’ω’*)!
▼こちらは自転車用ですが、グリップ力が半端ない!?デザインも優秀なハーツェルのグローブ&レビュー(*’ω’*)
https://bc-harley.net/glove-hirzl-8397.html
物理防御力が上がる
どんなに薄い素材であっても、素手とグローブ有りでは、体に受けるダメージが格段に変わります。
バイクって、軽い転倒でも手を怪我する可能性が高いんですよ(*’ω’*)。
「手」は、ひとが身体をかばうときに無意識に出てしまうものだからなんです。
実は、身体のなかでも膝や肘と同じく、怪我しやすい部位だったりします。
ちなみに、ジーナは、レーサーでもない限り、ゴリゴリのパッドまでは不要と思っています。
だって、大事故ってそんなに遭遇しません。
もしもそんな事故が起こってしまったとしたら、どんなにハードなパッドを身に着けていての紙ぺらと同じです。
そう考えると、もしもの時でもとっさに動きやすい、操作性重視の軽い装備の方がよいなと考えちゃうんですよね(*’ω’*)。
ちなみに、バイク用グローブは、どんなに薄くても驚くほどの衝撃吸収性能があります。
防御力重視なら、きちんとバイク用のグローブを購入するのがおすすめですよ(*’ω’*)!
紫外線ダメージを防いでくれる
紫外線対策の基本は、物理的に日差しを遮ることです。
グローブのある・なしでは、手が受ける紫外線ダメージは明らかな違いを生みますす。
たかが手ではありますが、未装着のために手がヒリヒリするなんて、夜はつらいですし、見た目も汚くなりますしね(*’ω’*)。
しっかりグローブで手を覆うようにしましょう。
▼ぼくはメンズですが、紫外線はツラタンですよ(*’ω’*)!
https://bc-harley.net/fashion-uv-471.html
最大のグリップ力と操作性を担保しつつ、もしもの時の裂傷対策や、紫外線までをも防ぐのが、優れたグローブの特徴なんですよ(*’ω’*)!
グローブを選ぶ時のポイントと解説
ジーナのグローブ選びで重要視するのは、フィット感と操作性です。
特にサマーグローブになると、吸湿・速乾素材も重要ですね。
素材で言えば、メッシュもよいですが、安物には気を付けましょう(*’ω’*)!
すぐにダルンダルンに伸びますし、吸湿・速乾性能が低いと、グローブのなかがじとじとして気持ち悪いことこの上ないです。
グリップ力
ブリップ力は、掌側にある素材がポイントです。
【ポイント】
- 掌側に、グリップ力の高い素材が使われている
- 人差し指の裏側までグリップ力の高い素材がついている
グリップ力が求められるのは、ハンドルを握る掌側と、レバーを操作するための人差し指と中指の内側です。
必要なところに必要な素材がしっかり張り巡らされているものを選びましょう。
なお、グリップ力が強い素材としては、レザーやナノフロントが有名です(*’ω’*)!
昔から補強や滑り止め素材としてよく使われているポピュラーな素材です。
レザーにも種類があります。
グリップ力が高いものとしては羊革が有名ですが、耐久性が低いです。
次に有名なのは鹿革で、羊革よりもグリップ力は劣りますが、耐久性は高いです。
ゴルフのグローブや自転車用グローブにも、鹿革が使われているケースは多く、耐久性とグリップ力が必要なパーツには鹿革は良き素材です。
※加工にもよります(*’ω’*)
【レザー素材のデメリット】
- 濡れるとグリップ力が弱まる
- 濡らすと乾いた後に硬くなる
TEIJIN(https://www.teijin.co.jp/focus/nanofront/feature/)
「ナノフロント」の生地の表面積は、通常繊維のそれの数10倍。しかも繊維表面のナノサイズの凸凹が大きな摩擦力を発生するので、大きなグリップ力を発揮します。
皮革と違って、濡れてもグリップ力は失われず、硬くなったりもしません。
ハイテク繊維は性能にスキがありません(*’ω’*)。
なんとも素敵素材ですね。
フィット感
拘りだしたら間違いなく沼行きですが、選ぶポイントは次の2点です。
【グローブフィットのチェックポイント】
- 指の長さで選ぶ
- 掌のきつさで選ぶ
ぼくはタイト&ピッタリフィットなグローブが好みですが、指が詰まるものだけはおすすめしません。
特に指が長めのひとは、指の長さにやや余裕がある(5mm-10mmほど)ものを選ぶようにしましょう。
その為に、掌が緩くなったとしたら、残念ですが致し方なしと思いましょう(*’ω’*)。
▼ジーナの失敗体験
指の長さピッタリのグローブをはめてロングツーリングに行ったら、気が狂うほど指先が痛くなりました(*’ω’*)!
ショートツーリングなら気にならないかもしれませんが、締め付け過ぎは良くありません。
しかも指先は注意が必要です。
指の長さには余裕が必要ですが、掌がややきついのはあまり問題にはなりません。
なお、ゆるゆるのグローブはグローブの中で手が滑ります。
グリップ力も活かせず力も入らないので、余裕があるのが好きな人でも、極力隙間はないものを選ぶのがおすすめです。
掌や指まわりは、しっかりと締め付けるフィット感があるものがおすすめです(*’ω’*)!
- 指まわり・掌周りに隙間がないものが理想
- 指の長さに余裕がないものはNG
フィット感=きついもの・・・ではないのです(*’ω’*)
防御力
バイク用というだけで、基本的には十分な性能があると思っていてよいです。
バイク用のグローブはよくできていて、パッドの位置はとても合理的なポイントに配備されています。
激しく動かしても、パッドの位置がずれにくいような縫製と配置がとられています。
転倒などでもパッドがずれることなく、適切に防御してくれるのが特徴ですね(*’ω’*)。
また、空気の通る穴があったり、程よい柔軟性のあるパッドを採用して、指の動きを阻害しない工夫も盛り込まれています。
パッドひとつとっても、バイク用グローブは防御性能だけではなく、快適なライドをサポートするための仕組みが盛り込まれているんですよ。
掌側のクッション性
バイクという乗り物は、手で体重を支える乗車姿勢をとるタイプや、手への物理振動が激しいものがあります。
アメリカンバイクのようにお尻で体重を支えるライダーにはあまり必要ではないかもしれませんが、レーサータイプやモトクロスタイプなど、アクティブなバイカーには、グローブのクッション性能は切実ですよね。
バイク用グローブは、体重をかけるタイプのライダーにも対応できるよう、パッドを立体的に使い分けて配置しています。
特にパッド重視の方は、いつも痛くなるところをチェックしてみてください。
およそ次の2か所にポイントは絞られていると思います(*’ω’*)!
- 掌の小指側の下半分
- 人差し指と親指の間
どちらも、体重がかかりやすい場所で、年季の入ったグローブの痛みやすい箇所でもあります(*’ω’*)!
「パッド肉厚タイプ」といったグローブもありますが、ジーナは異物感があってあまり好きではありません。
あまりにも手が痛い場合、車両の不具合の可能性や、ハンドルへの緩衝材(ブッシュなど)で対策したほうが早いかもしれません(*’ω’*)!
▼クッション性だけ追加したいって人にはこんな商品もあります。
タッチパネル
今どき、スマホをバイクに装備しないってことはないでしょう(*’ω’*)!
あらゆるシーンでスマホは使います。
走行中に使うことはしなくても、信号待ちで操作するくらいはやりたくなります。
ですが、冬は寒いし、夏は少なからず汗をかいているので、グローブの脱着は季節を問わず面倒です。
グローブはめたまま、タッチパネル操作ができる仕様は、オールシーズンで必須の基本機能だと思うんですよね。
サマーグローブを選ぶ時のポイントと解説
オールシーズン、通して使えるグローブ選びのポイントを紹介してきましたが、いかがでした(*’ω’*)?
この項目では、ジーナがサマーグローブを選ぶ時のポイントについて、紹介していきます(*’ω’*)!
これからサマーグローブ選びをするひとは、さらっと参考にしてみてください。
紫外線(UV)対策
夏=紫外線という、被害妄想まがいな発想ですが、夏のライドは逃げ場がないんですよね。
一度公道にでると、ずーーーーっと炎天下。
しかも、手の甲側は常に紫外線直撃です。
つい、走行風で暑いというリアルが誤魔化されてしまいますが、ダメージは確実に蓄積されています。
そんなお手々の紫外線対策ですが、実は言うほど神経質にならなくてもよいです(*’ω’*)。
なぜなら、物理障壁があるだけで、紫外線の多くがカットされるからです。
つまり、グローブはめていれば紫外線対策としてはかなり効果的(*’ω’*)!
よって、ぼくが紫外線対策を兼ねて、グローブ選びで注意しているのは次の通りです。
- 指ぬきタイプは避ける
- ホールド部分の隙間が少ないものを選ぶ
あとは、グローブの選び方よりも使い方ですね。
次の点に注意して装備しています(*’ω’*)。
- 着用時にはしっかりとホールドして、隙間を作らないようにする
- 手首のところも、袖やアームカバーをしっかりと被せる
▼紫外線(UV)と対策が必要な理由についてはこちらもどうぞ
https://bc-harley.net/fashion-uv-471.html
洗濯できる素材である
夏は汗をかきます。
場合によっては、額や目の周りについた汗をぬぐうこともあります(*’ω’*)!
つまり(?)、こまめに洗濯できるのかは重要なポイントになるんです。
また、素材としての速乾性能も、見逃せません。
速乾素材は、急ぎ洗濯して干したとしても、1時間後にはもう着用できたり、「かいた汗が気になるまえに乾く=いつもサラサラで気持ちいい」!というメリットもあります。
抗菌素材をうたっている製品でも、夏のグローブを数日にわたって使い続けるのはお勧めできず、都度洗濯するのがベストです。
レザーなどの天然素材を使っていると、洗濯制限がある場合もありますから、注意が必要です。
- 夏のグローブは、使った都度洗えるものがよい(*’ω’*)!
クール素材である
うだる暑さのなか、涼しさを体感させるシステムには本当に救われます。
各社色んなコンセプトの商品をリリースしていますが、おおむね次のようなコンセプトが多いですね(*’ω’*)!
【体感クールを実現するポイント】
- プロテクションが風を取り込む立体構造
- 吸水&速乾素材
- メッシュ素材
いずれも、試着するだけでは効果はわかりにくいです。
特に風を取り込むものは、走行したところでも実感しにくいです(*’ω’*)!
そして、速乾・吸湿・メッシュは、炎天下や走行中には気づきにくいですが、木陰に入った瞬間に驚くほど身体が冷えることにびっくりします。
また、速乾・吸湿性能が高い素材は、滝のように汗が流れても、べたべたすることもなく、匂いも発生しにくいです。
グローブ単体での清涼感は感じにくいかもしれませんが、夏でもしっとりしない・臭くない・さらっとした付け心地のグローブは、使っていて気持ちの良いものです。
選ぶ時にはチェックポイントとして留意しておきましょう(*’ω’*)!
特におすすめなクール素材
- 吸水&速乾素材
- メッシュ素材
夏にお勧めしないグローブ
ぼくが夏にはおすすめしないと思ったのは次のグローブです(*’ω’*)!
フルレザーグローブ
フルレザーグローブは、例えパンチングされていたとしても、夏のグローブとしては選ぶのはお勧めしません。
※異素材組み合わせなら良いです(*’ω’*)!
むかし、ぼくはフルレザーが好きでした。
信者のように、夏でもフルレザーを愛用していました。
夏のフルレザーがおすすめしない理由をひとことでいうとこれに限ります(*’ω’*)。
- 全てがレザーで、インナーすらない
グローブにインナーがないことで生じるデメリットは次の通りです。
フルレザーは、肌に面するところが直にスウェードです。
だからこそのデメリットだとは思います(*’ω’*)!
- 摩耗したスエードは、少しの水分で中がぬたぬたする
- 洗うとごわごわする
- 洗うとなかなか乾かない
- 耐久性は普通
- 結局暑い
ほぼレザーならまだよいのです。
フルレザーがおすすめしないんです(*’ω’*)!
今年のジーナのグローブはこれ
初心者にはすすめませんが、ジーナは防御力ゼロ&快適性マックスの、ロードバイク用のグローブを使ってます。
ここから買い替えるときには、リピートするかバイク用買うかは迷いどころです(*’ω’*)!
▼ハーツェル(HIRZL) Grippp Tour Full Finger
https://bc-harley.net/glove-hirzl-8397.html
おすすめグローブ◎選
毎年グローブをレビューしています(*’ω’*)!
ことしのグローブはいつもにもしてかっこいいし、すごくいいフィット感でした。
▼2019 スプリング・サマーグローブのおすすめ
https://bc-harley.net/fashion-glove-summer-7980.html
▼2018 スプリング・サマーグローブのおすすめ
https://bc-harley.net/fashion-glove-summer-2-1203.html
夏グローブ探しの参考になれたらうれしい(*’ω’*)!
では、明日も楽しいバイクライフをお過ごしください☆